水星部屋

映画や本などのよもやま話。 海外もの(ドラマとか)が多いかも…

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男もつらいね

わたし、男子校出身です。

わたし、男子校出身です。
(2008/06/10)
椿姫 彩菜


この人もあんまり好きじゃなかったんだけど(すいません)、性別適合手術(性転換手術)について詳しく書いてる、ってことだったので、かなり興味本位で読んでみました (ますますスイマセン)

結果的には、最近読んだ本の中でも1~2を争う面白さでした。
自分ではゲエやニューハーフ、性同一性障害のかたがたに理解があるほう、なんて思ってましたが、けっこう誤解や偏見があったなぁと反省。
だいたい「理解がある」なんて言い草がすでに上から目線ですもんね。

椿姫さんが、聞かれて嫌な質問の1つが、「いつ女に目覚めたの?」らしいんですが、生まれた時から心は女なので、目覚めるもなにもないんですと。
「脳」は女なので、「女」として異性の男性を好きになり、性転換して体も「女」になるから、ゲイではないと。
この辺、私はごっちゃになってました。KABAちゃんとか IKKOさんは、女っぽくしてるけど、男の体で男が好きだから、ゲイ(?)なのかな。
島田紳助なんかみんなまとめて「組合員のかた」なんて呼んでるけど、椿姫さんには不満なんじゃなかろうか。

とにかく、心は女なのに、体は男に生まれてしまった悲劇が、読ませます。
ママに「あんた、キモイのよ」と言われたり、好きな男子に「おまえがホントの女だったらいいのに…」と言われたり…。
椿姫さんの素直な文章もわかりやすくて良かった。最近のライトノベルズやBL によくある、難しい言葉ムリして使って、微妙に使い方間違ってる、みたいな文章は、読んでてすごく気になるんですが、この本にはそういうのが全然なかった。
この人はフランス語の翻訳もされてるから、わかりやすい日本語を日頃から心がけてるんだろうな。

ちょっと笑ってしまったのが、この人は男の子についてる「お○○○○」という言葉をどうしても書くことができなくて、前についた「しっぽ」などと表現してるのですが、性転換手術について説明するときには、男性器、女性器についてガッツリそのままの言葉を書いてるのでビックリします
若い乙女は普通こっちのほうが書けないと思うんですけどねぇ(笑)

しっかし性転換手術って、思ってたより大変なんですね。単に男の持ち物を取っちゃうだけかと思ってたんですが、女の体に作り変える、ま、ぶっちゃけ「穴」を形成するんですね。
子供生むわけじゃないから、いらんのじゃないかと思いますが、よ、よーするにHできるようにってことでしょうね…(うーんうーん)
これがまた電気メスで切開して、9日間つめものして置いといてから皮膚移植、その後は孔がふさがらないように広げる作業を続けなくちゃならなくて、も~読んでるだけでイタイイタイ…

本の中で、執刀医のDr.サングワンによる手術内容についての書類が紹介されてるんだけど、全く同じ内容がネットにもありました。たぶん、ドクターが各国語で配布されてるんだろうな。英語やタイ語が全くできなくても手術できるそうで、いや~インターナショナルでございますねえ…。
こちら↓の 参考資料のページに詳しいことが載ってます:

性別適合手術(SRS)

この方の手術体験記もすごく面白いです。椿姫さんよりさらに詳しく手術について説明してくれてます。
しかし、こんな大変な手術しないといけないなんて、性同一性障害のご本人も家族も辛いですね。
椿姫さんも手術後、戸籍も女に変えて、家族や親戚と顔を合わせに行くけど、「がんばって」と応援してくれる人もいれば、戸惑ってどんな顔したらいいかわからないような伯父さんもいて、これからが大変そう。

うちも突然にーたんが女になって帰ってきたらどうしよう~。ひとんちだったら理解してあげなきゃ、とか言えるけど、自分の家族だったらショックだろうなぁ(勝手なやつ)
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